
【驚愕】1日3食は間違っている!今話題のオートファジー空腹食事法とは【「空腹」こそ最強のクスリ】
一日3食は間違っている!
これを聞いてあなたはどう感じたでしょうか?
「なにをいっているんだ。1日3食が健康の基本だよ。」
「学校の先生から1日3食がいいと習ったよ。」
このように思った方が多いのではないでしょうか。
私も最初はそう思いました。
1日3食が当然のものだと考え、朝起きては何気なく朝ご飯を食べ、時間が来たから昼ごはんと夜ご飯を食べる、そんな生活をしていました。
でも聞いてください。1日3食は間違っている!かもしれません。
この本を読んで私はそう感じました。
そんな我々の食事に関する常識を覆す『「空腹」こそ最強のクスリ』を解説したいと思います。
1日3食は間違っている!?
1日3食は間違っていると聞いて驚いた方も多いでしょう。
学校では1日3食がいいと教えられてきたし、
長年1日3食で食事をやってきたから信じられない人も多いと思います。
私もそのうちの一人でした。
そこでなぜ1日3食が体に良くないのかを解説していきます。
糖質のとりすぎ
あなたは食事をした後に眠気やだるさを感じたことはないでしょうか?
この眠気やだるさも1日3食のせいで糖質をとりすぎているのだと著者はいいます。
そもそも、成人が1日に必要な糖質は170gと言われていますが、茶碗1杯のごはんに含まれる糖質は約50gです。
つまり、ごはんを1日3杯食べるだけで必要な糖質を摂取していることになり、
他の食材も含めると糖質を摂りすぎていることになるのです。
では、なぜ糖質を摂りすぎるのがよくないかといいますと糖質のとりすぎは血糖値を急激に上昇させるからです。
急激に血糖値が上昇すると次はインスリンというホルモンが血糖値を急激に下げようとします。
この、ジェットコースターのような血糖値の乱効果が食後の眠気やだるさを引き起こしていたのです。
また、このような血糖値の急激な変化はインスリンを分泌するすい臓に負担をかけることになり、糖尿病のリスクを高めることにつながります。
食べすぎ
さきほど、糖質を摂りすぎていると言ったようにわたしたちは食べすぎています。
成人が1日に必要とされるカロリーは1800~2200キロカロリーと言われています。
しかし、コンビニやファミレスで売られているものは安くておいしいですが、
これらは1000キロカロリーなど簡単に超えてしまいます。
つまり1日3食では、よほど注意していないと必要なカロリーの1.5~2倍を摂取することになり食べすぎてしまうのです。
内臓の疲労
また、1日3食は内臓を疲れさせていまいます。
小腸は通常、胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解し、
その後小腸で吸収されなかった水分を大腸が15~20時間かけて吸収します。
つぎつぎと新しいものが運び込まれてくることによって、内臓は休みなく働くことになります。
やがて、疲れ切った胃腸は疲弊し体にさまざまな不調を及ぼします。
私たちは内臓という従業員にブラック労働を強制していたのです。
1日3食の問題がおわかりいただけたでしょうか。
では、1日3食をやめてどうすればよいのか。
この本の最大のテーマである空腹を用いた食事法、「空腹食事法」を解説したいと思います。
空腹食事法
この本のメインテーマである「空腹食事法」とは、
「1日2食にして16時間の空腹時間をつくる」、というものです。
ここでいう空腹時間とは、ものを食べない時間のことを言い最後にものを食べてから16時間空けてから食べましょうということです。
なぜ16時間なのか疑問に思いましたか?
空腹時間を作ることによって体の中でオートファジーという機能が働きます。
オートファジーとは古くなった細胞を新しい細胞に作り替えてくれるもので、
細胞が飢餓状態や低酸素状態に陥ると活性化します。
つまり空腹時間を作ることでオートファジーを活性化させ、古い細胞を新しい細胞に取り換えてくれるのです。
そして16時間の空腹時間がオートファジーの効果を最大化するといわれているのです!
16時間というと、「そんなに我慢できないよ」と思うかもしれませんがこれは睡眠時間を含めてもらって大丈夫です。
つまり1日8時間睡眠する人は、残り8時間の空腹時間を作ればよいことになります。
どうでしょうか、これなら続けらそうではないでしょうか。
私はこの本を読んでから、午前11~12時に1度目の食事をとり、19時に夕飯を食べるという風にしました。
仕事で忙しく夜ご飯が遅くなってしまう人も大丈夫です。
例)朝6時にご飯、夜22時にご飯
朝ご飯から夜ご飯まで16時間しっかり空けていますね。
でもやっぱり、お腹がすくし我慢できないという方ご安心ください。
実は空腹時間の間、食べてもいいものがあるのです。
それは、ナッツです。
ナッツにはビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富でさらにオートファジーを活性化させるとも言われています。
ナッツは素焼きのものを選びましょう。
他にも、
・チーズ
・ヨーグルト
・生野菜サラダ
これらの食品は空腹の間に食べてもいいと紹介されているものですので、
お腹がすいた際にはこれらの食品を食べて空腹を乗り越えましょう。
「空腹食事法」を実際にやってみての感想
私がこの食事法を知ったのは中田敦彦さんがYoutubeでこの本を紹介している動画でした。
興味を持った私は、実際にこの本を買い読んでからやってみようと思いました。
1日3食を当たり前のものとして行ってきた私としては、
1日2食にすることは難しく3日坊主で終わってしまうかもしれないと思っていました。
約1か月試してみて感想は、
「めちゃくちゃいい!」です!
たしかに1日3食から2食に減り、さらにその間ほとんど何も食べてはいけないのですから、最初はお腹がすき早く食べたいと思っていました。
間食にはナッツやヨーグルトを食べ乗り切っていましたが段々1日2食が自分にとって普通になっていきました。
なんといっても、この空腹食事法がいいと思ったのは食事が楽しみになったことです。
1日2食なったことで食欲が増し1回の食事を味わえるようになりました。
今までは何となく時間が来たから食事をとっていましたが、今では1回の食への満足感が上がったと感じています。
また、本書にも書いてありましたがオートファジーには細胞を新しいものに入れ替えるため、肌の調子がよくなるそうなのです。
空腹食事法のおかげもあってか、ニキビができなくなったように感じています。
この本を分かりやすく紹介している中田敦彦さんの動画です。
まとめ
今回は今話題の健康本『「空腹」こそ最強のクスリ』を紹介しました。
1日3食に慣れきっている私たちには驚きの本だったかもしれません。
しかし、1日2食と空腹時間によって得られるオートファジーの効果はとてつもなく大きいと思います。
本書にもありますが、週に1度だけでも空腹食事法を取り入れてオートファジーを活性化させるによって細胞を若返らせアンチエイジングに効果があるのではないかと思います。
自分のペースで取り入れていきましょう!